PlusK_vol.53
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INOUE KOICHISHIMOKAWA TOSHIHIKOINADA NAOFUMIAHN HEETAKUCHIDA TAIZO大学院研究科長から 新入生へメッセージ 科学技術が「文明の成長」に寄与するものとすれば、芸術は「文化の成熟」に寄与するものと言えます。 言葉、音楽、視覚芸術・・・。人類は太古の昔から身近なモノ・コトの「編集」によって新たな価値を生み出し、社会を成熟させてきました。それらは資源・エネルギーを浪費することもなく、またその廃棄物が地球の物質循環を破綻させることもありません。 持続可能で豊かな未来のために、芸術の可能性を共に探求していきましょう。芸術研究科長井上 貢一生み出される価値は「編集」によって 入学おめでとうございます。 冒頭の言葉は、東京ディズニーシーで公演されていた、「クリスタル・ウィッシュ・ジャーニー」というショーの中のセリフです。 大学院での研究活動では、解決が困難なたくさんの壁に向き合うことになると思います。その時には、入学時に抱いていた想いや願いを思い出してください。それは皆さんの力になるはずです。そして、それを乗り越えていく過程は、きっと楽しいものになります。 我々教員も、皆さんと一緒にその困難に向き合っていきます。大学院での生活を共に楽しみましょう。情報科学研究科長下川 俊彦長く果てしない旅の支えだ願いとは心の道しるべ、希望への輝き、 入学おめでとうございます。 この言葉は、何事も、志(目的・目標)を持つことによって成し遂げることができることを表しています。 吉田松陰は数々の教えを残していますが、松下村塾門下生はこの言葉を深く受け止め、幕末から明治維新にかけて大いに活躍したことと思います。 大きな志を持って本学に入学した皆さんも、この言葉に倣い、自分の生きる道を逞しく開拓していかれることを期待します。 私たちは皆さんの志の実現を、全力で応援していきます。国際文化研究科長稲田 尚史万事の源と為す志を立てて以て 新入生の皆さん、入学おめでとうございます。 大学院は、もっと勉強するため、研究するためにあります。これから大学院での研究生活が始まりますが、皆さんの目標のために力を尽くしてください。一つひとつの積み重ねは、無駄ではありません。 「努力は必ず報われる」と言われます。皆さんの努力や苦労したことに対しては、相応の結果が得られると信じます。 我々教員は、皆さんの研究が実りあるものになるよう、全力でサポートします。経済・ビジネス研究科長安 熙卓報われる努力は必ず 労を惜しまないでください。面倒だと思っても、今できることを精一杯頑張ってみてください。どうせ駄目だと思っても、一歩踏み出してみてください。 試行錯誤を繰り返し、遠回りしてみるのもいいかもしれません。これから始まる研究の大きな飛躍につながるはずです。 便利さ・快適さが社会のあらゆる分野で当たり前の現在、そんな時代だからこそ、あえて労を取り、その先にある答えを探してみませんか。 それは、きっと君たちの糧となることでしょう。工学研究科長内田 泰三Spare no trouble!吉田 松蔭072022 SPRING

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