PlusK_vol.52
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#3KBC九州朝日放送×地域共創学部×芸術学部街中で見かけるあれもこれも、実は九産大が手掛けたもの。このコーナーでは、ちまたにあふれる九産発の作品をご紹介します。産学連携事業番組ポスター制作 KBC九州朝日放送の「ふるさとWish」。KBC放送エリアの市町村を、テレビ、ラジオ、インターネットで1週間毎日特集し、地域の魅力を伝える番組です。この番組ポスターを、地域共創学部観光学科×芸術学部写真・映像メディア学科×芸術学部ビジュアルデザイン学科の学生総勢20人で制作しています!!ポスターができるまで地域づくり学科の学生が、地域の隠れた魅力や面白いネタを探します! 番組で紹介する市町村は週替わり。リサーチ担当学生9人が、インターネット、SNS検索、観光協会などへの電話取材をし、複数の自治体のネタを同時並行で見つけていきます。提案会議で決まった内容に基づき、写真・映像メディア学科の学生が撮影を行います。ビジュアルデザイン学科の学生も同行し、お互いにアイデアを出し合いながら撮影します。芸術学部ビジュアルデザイン学科4年山口 大志さん(筑前高校)芸術学部写真・映像メディア学科4年永田 海かい將とさん(九産大付属九州産業高校)九州朝日放送株式会社総合編成局 地域企画部山田 利宣さんデザイン担当の学生と一緒にアイデアを出し合いながら、撮影の構図を決めていきます。地域ならではの風景や地元の方の表情を1枚で伝えられるよう、“一瞬”を大事に撮影しています。誰にも知られていないような情報を見つけたときは、“キター!”と叫びたくなります。提案会議は緊張もしますが、採用された時は達成感があり、調べることが楽しくなりました。地域のイメージにあった色選びにこだわり、例えば糸島のポスターでは、海の青を引き立たせ、元気なイメージが伝わるオレンジを中心に使用しました。地域の良さを最大限伝えるために、撮影現場での提案も積極的に行っています。撮影KBCの担当者に調べた内容を複数提案し、ポスターの題材、撮影場所、撮影する地域の方々などを決めていきます。提案会議リサーチ地域づくり学科学生提案のキャッチコピーと、写真・映像メディア学科学生が撮影した写真を使って、ポスターを完成させます。デザインどこでどこで見られる?見られる?納品するポスター案は1回につき3パターン。3つのうち1つをKBCの担当者が選びます。ポスターは、放送予定の自治体の役場や公的施設のほか、天神地下街などにも掲示され、放送予定をお知らせします。納品「若い感性で思い切り表現してもらいたい!」という一途な想いで、制作を依頼しました。行ったことのない街の魅力を掘り起こし、毎週毎週、1枚のポスターに仕上げるという作業は並大抵の苦労では成し得ませんが、学生の皆さんのおかげで、大好評なポスターです!!地域共創学部観光学科2年外ほか種たねだ子田 瑞希さん(小林秀峰高校)112022 WINTER

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