PlusK_vol.47
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 入選作品「酔狂」は、“人のしないようなことを好んでする物好き”をテーマに制作した、縦65.2cm×横53.0cmの自画像です。絵の具やシール、ビーズなど、種類や性質の異なる素材を用いるミクストメディアという手法で、独自の世界観を表現しました。材質がもたらす効果にこだわって制作したことで、立体感だけではなく、「現実に存在する異物感」も加えられたと思います。 作品に自分自身の感情を投影することを大切にしているため、ショッキングピンクで内なる情熱を表現しつつ、劣等感という自己の本質と向き合いました。作品制作を通して、その本質を作品にぶつけることで昇華され、私自身もさらに成長できたと感じています。 今後も新しい作風を構築しながら、自分らしい作品を積極的に制作していきたいです。九州産業大学造形短期大学部 Kyushu Sangyo University, Zokei Junior College of Art and Design現代美術家協会主催「第76回現展」入選「九州産業大学造形短期大学部絵画展」異物感や劣等感などの「内なる感情」をミクストメディアで表現 9月12日(土)~24日(木)、須恵町立美術センター久我記念館で、「九州産業大学造形短期大学部絵画展」を開催しました。 糟屋郡須恵町と連携したアートプロジェクトの一環として実施したもので、在学生と卒業生21人に加え、黄 ファン ヒジョン禧晶教授の絵画作品の計31点を展示しました。Faculty of Art and DesignMuseum of Kyushu Sangyo UniversityKyushu Sangyo University, Zokei Junior College of Art and Design「狂酔」山口 知ち咲さき 造形短期大学部造形芸術学科 1年(佐賀北高校)表紙カバーガール2020 AUTUMN08「78歳 ~支え松永 拓芸術学部写2020年3月 大学2年 78歳の会 そんな会着物「斜めの間はざま 明日香造形短期大学部造形2020年3月卒業(九産 伝統文様の意味をげ、それぞれに「椿」「合わせによる新しい解2020 AUTUMN10

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