PlusK_vol.46
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 2013年に発足した学生サークル「発酵研究会」は、「立花桜おうかん柑ワイン」や「満食トマトドレッシング」など、発酵食品の開発・製造を行ってきました。生命科学部の開設やミニチュア食品工場「食品加工プラント」の完成を機に、2018年から「食品開発研究会」としてリニューアルし、「いちごジャム」や「柚子アイス」、「食べるネギ油」などを開発。完成した商品は、博多阪急で一般の方に販売しました。お酒から化粧品、食品まで多彩な商品を開発Past過去の取り組みRecent ~地域と共に~地域と共に取り組んできた多彩なプロジェクトの中で、直近10年間の活動を紹介します。生命科学部×八代市×株式会社食品計画/社会福祉法人悲田院/博多阪急ほか 芸術学部や建築都市工学部などの学生約100人が、地域産業振興のため、地元企業や自治体などと連携して取り組んだプロジェクト成果を紹介する展示会です。 2019年度は、博多人形や大川家具、博多張子、博多織などの伝統工芸品を若者の視点から新しく開発した約150点の作品を展示しました。商品化された作品は併設の「KSU SHOP」で販売し、毎年好評を博しています。伝統産業振興から地域デザインまで地元企業とコラボレーション地域共創学部×柳川市×柳川市観光協会芸術学部×博多人形商工業協同組合×協同組合福岡・大川家具工業会 ほか 地域共創学部の学生が、柳川出身の詩人・北原白秋をしのぶ「白秋祭」で、柳川市内の※掘ほり割わりを巡る川下りのどんこ船で船頭デビューしました。毎週2回船頭としての操作訓練を受け、竿竹を使って直進やカーブ、低い橋の下を通る技術を習得。修了試験に晴れて合格しました。 今後、希望者には知識や歴史を学ばせ、観光案内ができるように育てる予定です。宿泊業や旅行業などで長期間の職業体験を実施※地面を掘って作った水路のこと。プロジェクト型教育2009〜2013〜2019〜60年の中で学生たちが積み上げてきたプロジェクト芸術学部九産大プロデュース展生命科学部「食品開発研究会」による商品開発地域共創学部柳川観光インターンシップ092020 SUMMER

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