PlusK_vol.34
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 6月24日(土)、アメリカ・サンフランシスコで開催された「Red Bull Doodle Art 2017」の世界大会(グローバルギャラリー)で、日本代表の豊増さんが優勝し、世界一に輝きました。 オーストリアの飲料メーカーRed Bullが主催するこの大会は、ラクガキの芸術性を競う学生限定のコンテストで、豊富なインスピレーションと想像力、アートスキルを披露するものです。3回目の今年、日本からは3319点、世界43カ国5万点以上の応募作品の中から選ばれた各国の代表がヴァーチャル・リアリティー(VR)機器を活用し、その場で3次元アートを描くスタイルで開催されました。 審査員は、ラクガキアートの専門家やVRを活用した教育の先駆者、デザイナー、過去の優勝者であるインド人アーティストの4人。審査員の一人であるサニー・ブラウン氏は、「豊増さんは、そのきらめきやスタイルで2Dと3Dのギャップをうまく埋めている」と評しました。 豊増さんは、「世界中のさまざまなカルチャーを持った人々と出会い、自分のスタイルがユニークなものだと気付かされました。この経験は、絵を描き続ける自信につながります」と優勝の喜びを語りました。造形芸術学科2年 豊増 彩華さん(鳥栖高校) 8月21日(月)〜27日(日)、ギャラリー「風」(福岡市中央区)で、「選抜作品展」を開催します。展示作品は、昨年度の卒業制作の優秀作品や今年度の授業作品など約50点。期間中は、水彩画やペーパーワークなどのワークショップも実施されます。 昨年度の選抜作品展の様子VRを駆使して描いた受賞作品©Red Bull Doodle Art/Content Pool世界43カ国の代表とともに©Red Bull©Nicholas Bruno/Red Bull Content Pool2020+K 2017 Summer+K 2017 Summer

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