PlusK_vol.34
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 豊かな自然が広がるカナダのブリティッシュコロンビア州出身のトリスタンさん。趣味だったカメラを専門的に学び、プロのカメラマンになることを目指して九産大で学ぶトリスタンさんに、日本での生活や将来の夢について聞きました。芸術学部写真・映像メディア学科1年ヴァンデアウェレルドヴァンデアウェレルドトリスタン ジョントリスタン ジョンさん(カナダ出身) 大学3年生までに、プロカメラマンとして仕事を始めるのが目標です。そのため、1・2年生の間に、カメラの技術はもちろん、編集ソフトを使いこなせるようになったり、ホームページを作ったり、人脈を広げたりと、しっかり基礎固めをしたいと考えています。プロになるためには、人との関係づくりが大切です。相手とのコミュニケーションを築きながら撮影できるよう、日本語ももっと上達したいですね。 10年くらい前から、ダンベルなどを使った筋力トレーニングを続けており、大学でもウェイトトレーニング部に入って活動しています。汗を流すのは、リフレッシュできるひとときです。 カナダとは、全く違う環境を経験したかったからです。カナダにいる時は、日本語も「こんにちは」しか知りませんでした。カナダと日本では、言語も自然も人も、ビルの形さえも違います。来日当初は、毎日が新鮮な経験の連続で楽しかったですね。カナダは若い国ですが、日本には長い歴史があります。そんな文化の違いも、これからもっと深く学んでいきたいと思います。 人を喜ばせることが好きなので、被写体である相手の個性を理解してその人の魅力を引き出し、一番綺麗な瞬間を撮影できる写真家になりたいですね。それは、とても創造的な仕事だと思います。また、アジア各国を撮影したいので、大学では中国と韓国語の授業も受けています。日本を拠点に、多言語を駆使して、世界各国で写真家として活躍したいと思っています。被瞬だ授多家「第38回福岡市動物園写真コンテスト」で入賞。受賞作品で構成されるカレンダーに採用されましたカナダでのトリスタンさんの作品。大自然を印象的に切り取った作品が多い15+K 2017 Summer

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