PlusK_vol.34
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受賞者学部内  容森下 俊一郎 講師「ICServ2016」で「Best Paper Award」受賞 サービス学研究の国際学術会議である「ICServ2016」において、「Best Paper Award(大会最優秀賞)」を受賞しました。本賞は、サービスに関する世界中の研究者によって応募され、審査を通過した約70件の論文の中から選ばれました。論文『Omotenashi Management in Onsen Ryokan A Case Study of Kurokawa Onsen in Kyushu, Japan』は、優れた"おもてなし"において評価の高い「黒川温泉」に着目。マニュアル化するのが難しく、その知識や技能は個々に依存するとされてきた"おもてなし"を、組織的マネジメントとして活用できるように理論的にモデル化したもので、既存の先行研究にはない学術貢献として評価されました。日垣 秀彦 教授「日本機械学会バイオエンジニアリング部門業績賞」受賞 バイオエンジニアリング関連の研究および技術の中で優秀と認められる業績を挙げた個人に贈られるもので、臨床整形外科医との長年の協働による骨・関節の動態解析研究や、その知見に基づく人工関節の開発などにおいて、学問分野を代表する栄誉ある功績と認められました。学術研究功績賞は専門分野の研究水準向上に寄与した教職員に、社会貢献賞は社会の模範や大学の名誉となるような貢献をした教職員に学長が授与するものです。生命科学部商学部受賞者内  容学部諫見 泰彦 准教授官学連携および産学連携による社会貢献 佐賀県基山町の行政委員として「基山町空き家等対策計画」作成に尽力するとともに、まちづくり・まちおこしの一助として、空き家のリノベーションによる住宅整備を実現しました。 また、株式会社CROSS FM や株式会社ハウスメイトパートナーズ、株式会社レオパレス21からの委託研究に取り組んでいます。このうちCROSS FMとは、同局のスタジオが入居するCOLET/I’mビルの屋上を菜園として再生する「天空のHATAKE」を協働で主宰しており、都市環境の改善に大いに役立つことが期待されています。榊 泰輔 教授青木 幹太 教授聞間 理 教授山本 星俊 職員 3学部横断型事業として震災発生時から支援活動を継続しており、市役所や保育園、高齢者介護施設などを現地訪問し、大学の専門性を生かした支援を行っています。芸術学部がデザインし、理工学部が構造製作した「ねぶた人形」を現地で披露するなど、被災地住民との心の交流や絆づくりに尽力しました。参加学生はのべ200人以上、訪問先は50カ所を超えています。「希望のあかりプロジェクト」による東日本大震災被災地復興支援活動星野 浩司 教授佐藤 慈 教授荒巻 大樹 講師佐藤 佳代 准教授井上 友子 教授青木 幹太 教授 中小企業と大学が連携し、商品やブランドの開発、PR活動を通して地域産業の振興を目的とするもので、平成20年から開始、9年目を迎えました。主な企業は博多織、博多人形、久留米絣、大川家具など30社以上、参加学生は約100名で、活動成果は福岡市内の商業施設で展示・公開しています。平成26年からは開発した商品を販売して市場性の検証を行うなど、企業現場や社会に沿った活動を進めています。地域産業プロモーションにおける地元企業との連携による商品開発やPR活動稲永 健太郎 准教授 構築を進めてきた香椎校区自治協議会公式ウェブサイトが平成28年4月1日に、香住丘校区自治協議会公式ウェブサイトが同年6月1日に運用が開始されました。開始後は、自立的な運営のための運用講習などの支援を行っています。 また、宗像市日の里地区コミュニティー運営協議会のFacebookページ立ち上げに関して、協議会広報部会主催の講演会で講演を行うなど、地域の情報発信活動に対する支援を継続しています。県内の地域コミュニティ-の情報化推進芸術学部理工学部建築都市工学部経営学部理工学部芸術学部総務部11+K 2017 Summer

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