PlusK_vol.33
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ました。平成28年新宮町コミュニティバス「マリンクの利用状況調査を実施乗車総数のデータ集計が可能になったタブレットアプリ事例を発表する稲永准教授福岡県内自治体コミュニティバスにおける利 情報科学科4年の菊池貴文さん(八幡高校)と薮下隆司さん(九産大付属九州産業高校)は、稲永研究室で、コミュニティバスの調査に携わっています。 3年生の時には、バスに乗車し、位置情報の確認などの実地調査も行いました。 「運転手さんや乗客の方から話しかけられ、コミュニティバスの必要性を実感でき、もっと利用しやすいものにしたい、という強い思いが湧いてきました」と菊池さん。 今後は、調査のためのタブレット用アプリの改良や、GPS機能を活用してバスの位置情報を取得し、バスの現在位置を表示させるロケーションシステムの開発、これまで手作業で行ってきたデータ集計の自動化など、テーマを分担し、研究・開発を進めます。 薮下さんは「地域の方とコミュニケーションを深めながら開発を進めたい」、菊池さんは「研究を通じて町の発展に貢献できたら」と、今後の研究に対する抱負を語りました。薮下菊池 貴文さん14+K 2017 Spring

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