PlusK_vol.32
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熊本地震被災地支援を継続中地域貢献 本学では、昨年の熊本地震発生に伴い、「平成28年熊本地震支援委員会」を設置し、被災地の復興支援に取り組んでいます。 震災直後に結成したボランティア隊には、419人の学生・教職員が登録(平成28年12月7日現在)。特に被害が甚大だった熊本県西原村を中心に派遣しました。 また、学内各所に募金箱を設置し、学文祭やスポーツフェスタ2016、香椎祭などの学内行事においても募金活動を行いました。その結果、第一次募金活動(平成28年4月18日〜5月20日)では922295円、第二次募金活動(平成28年6月1日〜12月20日)では338829円が募金され、それぞれ日本私立学校振興・共済事業団を通じて被災地へ送りました。募金を呼びかけるボランティア隊のメンバーたち 福岡県警察本部より、昨年10月12日(水)、国際文化学部臨床心理学科の三國牧子准教授に感謝状が授与されました。 三國准教授は、八女市の女性殺人事件の捜査に関し、専門的な見地から事件の全容を解明するため、臨床心理士と精神保健福祉士の5人の専門チームを結成。被疑者が黙秘を続けるという困難な状況において、被害者と被疑者の両側面から心理分析を行い、捜査に貢献しました。これは、臨床心理士が犯罪捜査に積極的に関わった日本で初めての事例です。 三國准教授は、「黙秘を続ける被疑者の心を開かせカウンセリングを行うことが大変でしたが、警察との共同作業は私にとって非常に貴重な経験でした」と語りました。放送大学と連携協定を締結協定締結 九州産業大学は、昨年9月28日(水)、放送大学と学芸員養成課程に関する連携協定を締結しました。 これは、学芸員の資格取得を目指す放送大学の学生が本学の「博物館実習科目」を履修できる協定で、平成29年度から毎年度20名を受け入れる予定です。放送大学がこの種の協定を締結するのは西日本では本学が初めてです。これにより、学芸員の資格取得を目指す放送大学の学生は自ら受講できる大学を探す必要がなくなります。 放送大学の小寺山亘副学長は、「放送大学の学生に学芸員資格取得への道を開くことができる」、本学の山本盤男学長は、「社会人が多い放送大学の学生と交流することで、本学の学生も刺激を受けてほしい」とそれぞれ協定に対する思いを話しました。地域貢献福岡県警から国際文化学部教員に感謝状授与国際文化学部 臨床心理学科 三國 牧子 准教授写真左から福岡県警察本部担当者、三國牧子准教授、山本盤男学長写真左から放送大学・小寺山亘副学長、山本盤男学長アビスパ福岡ポスター撮影芸術学部 写真・映像メディア学科、大学院芸術研究科教育・研究 芸術学部と大学院芸術研究科の学生が、「第4回アビスパ福岡選抜総選挙」で上位7選手に選ばれた「神セブンポスター」の写真を撮影しました。  学内スタジオにて、昨年9月中旬に行われた撮影現場には、選手たちの瞬間の表情を逃すまいと、緊張感がみなぎっていました。 アビスパ福岡の撮影は、今年で4回目。今までの経験を生かし、立ち位置の確認や選手の表情の引き出し方など、スムーズに行えるようになりました。  撮影を終えた学生たちは、「良い表情を撮るために、短時間でいかに選手と距離を縮めることができるかが大切だと実感しました」と感想を話しました。,,©avispa fukuoka10+K 2017 Winter

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