PlusK_Vol.31
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17+K 2016 Autumn 工房棟の愛称は、公募の結果、造形芸術学科2年の永冨宗賢さんによる「COCOBO」に決定! 「COCOBO」に入ると、入口左手の展示コーナーや続く廊下には学生の作品が多数飾られており、アートな空間になっています。1階には、「金工実習室」や「陶芸実習室」など、2階には「映像実習室・録音室」や「染織実習室(織・染)」など、多彩な実習室が集結。1階の「写真スタジオ」と2階の「写真機材室」は、内階段で結ばれており、導線の効率化を図るとともに、おしゃれな雰囲気に。設備・機材の充実した各実習室は、学生たちの作品づくりにはもちろん、地域の方や高校生のためのアート教室などに活用されています。 最初は、木彫実習室の大きなクレーンや巨大な丸太に驚き、大作も作れる環境であることを実感しました。授業では、チェーンソーやハンマー、ノミなどの工具を扱うので最初は緊張しましたが、先生から丁寧に指導してもらい、作品を完成させることができました。立体の制作は観察力の向上につながるので、この経験をこれからの作品づくりに生かしたいと思います。 モノづくりには「遊び心」が必要だと思い、「遊び」と「心」を入れて、「COCOBO」と名付けました。「(遊び)心で遊ぼう」、「ここ(工房棟)で遊ぼう」という意図があります。作品づくりに、憩いの場に、活用してほしいです。大作も作れる環境で自分の作品づくりに打ち込めます進化を続ける造形短大に「COCOBO」誕生!九州造形短期大学は、九州産業大学芸術エリアに移転。進化を続ける学びの施設の中から、新しい工房棟「COCOBO」をご紹介します。造形芸術学科2年永冨 宗賢さん(直方高校)造形芸術学科1年小野寺 由惟さん(九産大付属九州高校)初めての木彫作品「チューリップ」を手に、満足そうな小野寺さん写真スタジオ実習インタビュー 照明や背景の色を自在に変えられる設備など、プロ仕様の機材を自由に使えるのがうれしいですね。また、応用写真室には、製本機や裁断機までそろっており、撮影から製本まで大学の施設を利用して制作できるので、ポートフォリオの質も向上しました。東京の撮影スタジオに内定しているので、ここで学んだことを生かして、さらに技術を磨きたいと思います。プロ仕様の機材を使って撮影から製本まで行います!造形芸術学科2年郷 直樹さん(熊本農業高校)「内定先には造形短大の二人の先輩が働いているので、とても心強いですね」と笑顔で語る郷さんここで遊び心いっぱいのモノづくりを楽しもう!応用写真室応用写真室染織実習室(織)染織実習室(織)染織実習室(染)染織実習室(染)デジタルフォト室デジタルフォト室コミュニケーションエリアコミュニケーションエリア映像実習室・録音室映像実習室・録音室展示コーナー展示コーナー陶芸実習室陶芸実習室木彫実習室木彫実習室木材加工室木材加工室金工実習室金工実習室塑造実習室塑造実習室写真スタジオⅠ写真スタジオⅠ多彩な実習室が白い工房棟に集結!2階1階木彫室実習インタビュー

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