PlusK_Vol.30
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今回の展覧会では、写真家・エッセイストで、芸術学部客員教授のハービー・山口氏の写真作品約70点を展示。山口氏がこれまでに国内外で撮影してきた「素敵だなと思う一瞬の光景」の数々をご覧ください。開館時間:午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで)入館料:一般200円、他大学学生100円、高校生以下および65歳以上の方は無料休館日:月曜日、夏期休業期間、展示替え期間「素敵だなと思う一瞬の光景」を撮りたいと、カメラを持ってロンドンに渡った20代の頃セルフポートレイト(1977年) 九州産業大学では開学55周年事業の一環として、テレビ番組「美の鼓動・九州」(テレビ西日本にて毎週日曜日の午前11時45分から放映中)を制作し、「九州のクリエイターを応援します」のキャッチコピーのもと、九州で活躍する芸術家を取り上げています。展覧会では、平成27年度に番組に出演したクリエイターたちの作品をご紹介します。館内の展示物の解説をしてくれる無料アプリ「ポケット学芸員」をダウンロードすると、ハービー・山口氏による解説を聞くことができます。音声ガイドで、作品がぐっと身近に!詳しくは会場にて。15+K 2016 Summerハービー・山口 プロフィール1950年東京都出身。1973年渡英。デビュー前のボーイ・ジョージとルームシェアをするなど、エキサイティングだった時代のロンドンを体験。当時のロンドンの写真が高く評価された。ダイアナ妃や福山雅治など国内外の著名人とともに、市井の人々にもカメラを向け続ける。布袋寅泰のプロジェクトには作詞家として参加するなど多彩に活躍。現在、九州産業大学芸術学部客員教授。 ハービー・山口氏は、福山雅治などのアーティストから市井の人々まで、常に「希望の表情」をテーマに撮り続けています。本展覧会では、20歳の頃に撮影された写真をはじめ、1973年から10年間を過ごしたロンドン時代の作品、若い人々の日常を撮ったもの、東日本大震災後の東北で撮影された写真など、約70点を一堂に展示し、山口氏のこれまでの歩みをたどります。 多くの作品をモノクロームの、スナップ・ポートレイトというスタイルで残している山口氏。優しく清楚な作風で、日常を独自の視点から切り取る山口氏の世界をご堪能ください。ロンドンの地下鉄で出会った当時人気のパンクバンド「ザ・クラッシュ」のジョー・ストラマーJoe on the Tube、ジョー・ストラマー(1981年)映像作家高村剛志肥後象眼士坂元光香美術館来館時に配布する割引券を持参の方のみ右記3品がなんと100円引き!「俺たち絶対負けないぜ!」(2011年)2011年の大 町で。パンクロックのヒーローの顔が描かれたTシャツを着て、復興に命を賭ける若者たち

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