PlusK_Vol.29
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造形芸術学科主任◇小田部 黃太人を信じよ、しかし、その百倍も自らを信じよ【私の好きな言葉】造形芸術学科入生の皆さん、入学おめでとうございます。 九州造形短期大学は1万人を超える卒業生を社会に送り出しています。画家やデザイナー、漫画家やカメラマンとして、多くの先輩たちが活躍中です。皆さんもその伝統を受け継ぎ、社会のニーズに応えられるクリエーターとして巣立っていけるよう、私ども教職員一同、全力で支援します。 さて、新入生の皆さんはもちろんのことですが、私ども教職員や在学生にとっても、この4月からは新しい環境で、勉学に、研究に、そして教育に取り組みます。私どもも新しく衣替えした「造短」に対して、大きな期待を抱いています。皆さんと一緒に、新しい環境で、のびのびとしたキャンパスライフをおくりたいと思っています。 「造短」は1学科3領域10系列のカリキュラムです。皆さんは自分の関心によって、絵画やデザイン、ファッションやマンガ、プロダクト、写真やアート書道など、さまざまな授業科目を自由に組み合わせて学ぶことができます。 ぜひ1年次にいろいろな科目をたくさん履修して、幅広い分野の基礎的な技術、知識を身に付けてください。そしてできるだけ早い時期に卒業研究のテーマを見つけましょう。1年次に学んだ、一見、卒業研究と無関係ないろいろな授業が、きっと卒業制作のヒントとなり、作品を深く、豊かにするのに役立ちます。 「造短」の2年間はあっという間です。その間に、皆さんは、教養科目、学外アートプロジェクト、卒業研究、そして就職活動と、盛りだくさんの課題をこなしていかなければなりません。短い期間だからこそ必然的に、その中身は濃密で、充実したものとなります。そして納得のいく卒業研究作品を完成させ、卒業制作展覧会に出品できたときの達成感は、他に代え難い貴重な体験となるでしょう。 最後に、「造短」の教職員は全員、皆さんの良き相談相手であるということを忘れないでください。何か困ったことがあった時、どうすればいいかわからなくなった時、どんなことでも構いません。気軽に声をかけてください。私ども教職員は皆さんの気持ちを大事にしながら、一番良い方向を見つける手助けを親身になって行っていきます。 皆さんが卒業される時、「造短」での日々が楽しく有意義であったと思えるよう、心から願っています。 グッド・ラック!学長メッセージ新 新入生の皆さん、入学おめでとうございます。皆さんがこれから取り組んでいく造形芸術の世界はさまざまな魅力に溢れています。その一つが、10人いれば10通りの答えがあるということです。あなた自身の個性があなたの武器になるのです。 本学の1学科3領域10系列のカリキュラムの中で自由にのびのびと学び、そして積極的にさまざまなことにチャレンジして、自分だけの表現を見つけてください。時には上手くいかないことや、壁にぶつかることもあるでしょう。創造に必要なものはエネルギーです。自分自身のエネルギーを燃やし、困難を乗り越えたところに創造の喜びが待っているのです。創造のエネルギーを!幅広い学びが作品を豊かにする【私の好きな言葉】九州造形短期大学 学長◇黒岩 恭介転ばぬ先の杖(転んでから杖を用意しても何の意味も成さない。転ぶ前に用心して手に杖を持つべきだということ。)九州造形短期大学05+K 2016 Spring

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