PlusK_Vol.29
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12+K 2016 Spring写真左から黒岩恭介学長、宮崎信介校長、山本盤男学長※希望のあかりプロジェクト:東日本大震災の被災地を訪問し、東北夏祭りの山車燈籠「ねぶた」を使った公演やワークショップを行う活動で、2011年から毎年12月に実施「希望のあかりプロジェクト5」岩手県にねぶたを灯す協定締結地域連携 九州産業大学と九州造形短期大学は、博多工業高校インテリア科との専門技術教育等提携協定に合意し、昨年12月17日(木)、グランドハイアット福岡で調印式を行いました。 この協定は、円滑な高大接続を通し、生徒や学生の学習意欲を高めるとともに、大学・短大の求める人物像や教育内容の理解を深めること、また、双方の教育機関の特性を生かし、技術や実践を展開することで、思考力や判断力などを育むことを目的とするものです。 博多工業高校の宮崎信介校長は、「提携カリキュラムを組み込むことで、高度な専門知識や技術が身に付き、さらに早期の進路選択が可能となる」、九州産業大学の山本盤男学長は、「総合大学の強みを生かし、地域密着型で幅広く深みのある学びの場としたい」、九州造形短期大学の黒岩恭介学長は、「本学の多彩なカリキュラムを通して、ものづくりが好きな生徒が具体的な目標を持てるよう育てたい」と、それぞれ協定に対する思いを述べました。博多工業高校と提携協定を締結 「希望のあかりプロジェクト5」の学生チーム15人が、昨年12月21日(月)から24日(木)にかけて、岩手県陸前高田市の保育園、高齢者施設を訪問し、「クリスマスリースづくり」などのワークショップを行いました。 昨年8月に特産品のりんごをPRしたいという現地からの要望を受け、福岡でりんご製品をPRするとともに、ねぶたのテーマを「りんご」に決定。今回の訪問では、りんご直売店にりんご型ねぶた20個を飾り付けるとともに、昨年11月の大学祭などで得た、陸前高田市米崎産りんごを使った商品の収益金を、一般財団法人「SAVE TAKATA」に手渡しました。 今年3月に芸術学部デザイン学科を卒業したリーダーの諸泉圭祐さん(福岡舞鶴高校)は「この活動が、九州と東北のつながりを大切に、さらに絆を深めるものになればと思います」と話しました。工学部、芸術学部、経営学部、国際文化学部 商学科3年の髙木さんと本部さんが、佐賀県観光PR映像「親近(信金)感あふれる旅」を制作しました。 株式会社近畿ツーリスト九州、信金中央金庫および4つの信用金庫が、佐賀県観光誘致の一環として企画し、若者の感性を生かした映像をと、本学に依頼があったものです。 髙木さんが取材対象地域の調査から撮影、編集までを行い、本部さんは観光地を紹介するナレーションを担当しました。 メートプラザ佐賀で、2月26日(金)に行われた映像制作発表会では、「旅行者目線の語り口調による観光地紹介で、その場に行ってみたいと思わせる巧みなつくりになっている」との声が寄せられました。 髙木さんは「つまずくことも多々ありましたが、一生懸命最後までやり抜きました。このような盛大な発表会で映像が流れ、とても光栄です」と話しました。佐賀の観光PR映像を制作地域連携商学部 商学科3年髙木 悠二朗さん(朝倉東高校)本部 美早紀さん(宮崎商業高校)映像制作発表会で発表する髙木さんと本部さん

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