PlusK_Vol.29
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アルテリアの食器やトレーのデザインを手がけたのは、芸術学部デザイン学科の後藤宏教授のゼミの学生6人です。ロゴの位置によって、食器の印象は大きく変わります。しかし、印刷の制約により、配置できる場所は限られます。学生たちは、ロゴの位置や大きさを微調整し、さらに料理を載せて写真を撮影。おいしそうに見えるかどうかなど、実際に使われるシーンをイメージして決定しました。また、トレーは、色にもこだわり、最終的に白、オレンジ、黄緑の3色をセレクト。重ねた時の色の調和や好きな色を選べる楽しさにまで、配慮しています。リーダーで同学科4年の柴田鈴子さん(筑紫女学園高校)は、「カフェのような居心地の良い空間に似合うものになるよう、こだわりました。自分たちの作品がカタチになり、使われることにワクワクしています」。後藤教授は、「コンセプトをカタチにするのは難しいことですが、高いレベルの表現ができたと思います」と語りました。

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