PlusK_Vol.29
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新しくなった中央会館学生食堂の名称「アルテリア」の名付け親は2人の学生です。 その一人、経済学部経済学科4年の佐藤空さん(須恵高校)の応募の動機は、「在学中に何かカタチを残したかったから」。佐藤さんは、「アート」と「カフェテリア」の融合という食堂のコンセプトから、「ART」という言葉にこだわりました。そして、「ART」を「アルト」と発音するなど、音の響きの心地良さなどを考えて、「アルテリア」に決めました。 もう一人の経営学部産業経営学科4年の村上智哉さん(岡崎城西高校)は、ゼミの課題として、ネーミングに取り組みました。食堂のコンセプトを踏まえた上で、アートの語源や新しい名称が他で使われていないかを調べるなど、マーケティングの手法を生かして発想しました。 二人は、「ただ、食事をするだけでなく、学生たちが集い、楽しむ。『アルテリア』が、そんな存在になると良いですね」と、名称に込めた思いを話しました。 新しい「アルテリア」のメニューは、「地産地消」にこだわっています。第1弾は「糸島産ポークハンバーグ」。次の地産地消メニューも企画中です。スチームコンベクションを導入し、油を使わないヘルシーメニューもできました。女子学生にも満足してもらえる多彩なメニューも準備しています。これからも、皆さんの要望を生かしたメニューを作りますので、ぜひご賞味ください! 新メニュー「アルテリアライス」は、ウコンを使ったバターライスとから揚げ、目玉焼きに、野菜を添えたおしゃれなランチです。パスタやグラタン、デザート、フルーツなども加わります。日替わり定食や日替わり丼、月替わり麺など、安くておいしいメニューがたっぷりそろっています。 アルテリアは、アルス(Ars:ラテン語で芸術)と、カフェテリア(Cafeteria)を組み合わせた名称です。また、「Arteria」はラテン語で動脈を意味する言葉です。 学内で最も規模の大きい学生食堂が、動脈の役割を担い、学生の心身に活力を与え、学生生活がより良いものになるように支援する場所になるという願いが込められています。

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