職員インタビュー
キャリア支援から広報へ。
大学のすべての仕事は
つながっている。
総合企画部
中城 優也
2019年入職
Q1. 現在の仕事は?
総合企画部(広報担当)では、九州産業大学の魅力や価値を社会に向けて発信し、学外との接点をつくる役割を担っています。その中で私が担当しているのは、学生や教員の取り組み、研究内容などを取材し、Web記事として発信したり、必要に応じてメディアへのプレスリリースを届けたりする業務です。学内の掲示板などで「これは面白そうだ」と感じたプロジェクトやイベントを見つけて自ら取材に行くこともあれば、教員との雑談の中で聞いた話がきっかけで記事が生まれることもあります。特に、本学は学生主体の様々なプロジェクトが活発ですし、地域や企業とのつながりも多く、職員が地域の困りごとに対して本学の教員や学生をコーディネートするような取り組みも盛ん。こうした大学の取り組みを、どう社会に伝えていくか。誰に届ければ、より本学や本学教員、学生の価値を高めることができるか。大学広報として力を発揮する場面が数多くあります。
Q2. どんな学生時代?
大学では経済学を学びました。もともと、「幅広い分野にふれながら視野を広げたい」と思っていたこともあり、その中で社会の仕組みや経済の動きを学ぶことに面白さを感じていました。課外活動では、ソフトボールのサークルに所属。高校までは硬式野球を続けていたのですが、大学で競技を変えてみたことで、違う環境に飛び込む面白さも知った気がします。
また、ゼミでは郵政民営化をテーマとして、国や地域ごとの経済の歴史などをより広い視点から研究しました。振り返ると、「何事も一つに固定せず、興味の範囲を広げてみる」といった姿勢は、今の仕事につながっているように感じます。

Q3. 入職の理由は?
就職活動を始めた当初は、正直に言うと、行きたい業界や就きたい仕事がはっきり決まっていませんでした。いろいろな企業を見ていく中で、改めて自分の原点を振り返った時に、強く思い出したのが、これまで出会ってきた先生や部活動の指導者の存在。ずっと「教えてもらう側」だった自分が、今度は「支える側」「つくる側」に回るタイミングなんじゃないか。そう感じたのが大きかったですね。
教員免許を取得し教壇に立つ道も考えたことはあるのですが、クラス単位の支援だけではなく、もっと広く、多様な人を支える仕事がしたいと思い、大学職員という道に惹かれていきました。「大学教育って、どういう組織がどういう風に運営しているんだろう」という興味もあり、本学への入職前は不安より、楽しみやワクワクの方が大きかったですね。
Q4. 本学の魅力は?
一番の魅力は、学生・教員・職員の距離が近く、密に連携しながら動けるところだと思います。広報業務は、発信の手前で多くの人に話を聞く仕事ですが、相談した時にレスポンスが返ってくるスピードや温度感が良いですね。だからこそ、「伝えたいことが、ちゃんと伝わる形になる」ことに手応えがあります。
また、教育の世界は前例主義になりやすいイメージもありますが、本学には外を向き、変化を受け止めながら挑戦しようとする空気があります。新しいことに興味を持ち、アンテナを広く張れる人にとって、働きがいのある環境だと感じています。
CAREER STEP
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1年目
キャリア支援でいきなり壁にぶつかる。
入職後はキャリア支援センターに配属され、学生の就職活動を支える業務に携わりました。最初の壁は、学生の気持ちに共感できる一方で、企業(人事)の目線でどう評価されるかを言語化できなかったことです。
「何が強みとして伝わるのか」「企業はどこを見ているのか」が分からず、うまくアドバイスできないこともありました。そこで人事担当者と話す機会を増やし、採用は“テスト”ではなく、“一緒に働きたいかどうか”という相性や価値観も大きいと学びました。選考に落ちたという報告も「合わなかっただけ」と前向きに捉えるようになり、学生の背中を押す言葉の質も変わっていったと思います。 -
3年目
面白さを知ると同時に、危機感も生まれる。
キャリア支援センターの業務で特に印象に残っているのは、1年目に就活支援で関わった学生が数年後、企業の人事担当として大学を訪れたことです。「あの時は二人とも大変だったね」と当時を振り返りながら、お互いに成長を感じた瞬間がありました。大学職員の仕事は、卒業で終わるのではなく、別の形でまたつながり直すことがある。その循環に触れたことで、「支援する仕事の価値」をより実感できるようになりました。
また、4年目に差し掛かる頃になると、キャリア支援の業務で結果を出せるようになる一方で、学生支援だけではなく、学校法人や大学の運営にも携わってみたいと思うようになりました。そんな時、ジョブローテーションの一環で広報部門に移ることになりました。 -
5年目
部所が変わり、線のつながりに気づく。
総合企画部に異動してからは、キャリア支援センターとはまったく異なる業務に再びゼロからの挑戦でした。しかし、面白いのは、広報として発信したWeb記事が、それに関わる学生の“就職活動のPRとして使われることがある点です。部所は変わっても、実はキャリア支援につながっている。そんな“線”のつながりに気づいてからは、発信の意義をより強く意識するようになりました。
また、最近は対外的な発信に加えて、学内の誇りや一体感を高めるインナーブランディングにも関わっています。キャンパス内の情報誌づくりや、公式グッズ制作など、これまであまり形になっていなかった取り組みを進める機会も増えました。大学の魅力は外に伝えるだけでなく、まず内側で共有されることで強くなる。そう実感する場面が多くなっています。

もっと、もっと、おもしろくしたいものは?
広報としては、学生のプロジェクトや地域連携の取り組みだけでなく、教員の魅力や研究の面白さを、もっと多面的に伝えていきたいです。「面白い研究をしている先生」という切り口だけではなく、学生に寄り添う姿勢や、職員と並走してくれる関係性など、大学の“人”の魅力が伝わる発信を増やしたいと思っています。
そして個人的には、キャリア支援と広報の両方を経験したからこそ、今度また学生支援に関わる機会が来たとき、見える景色が変わるはずだという期待があります。多様な視点を持ちながら、より多くの人を巻き込み、大学の可能性を広げる役割を担っていけたらと思っています。
MEMBER
職員インタビュー
大学職員って、
想像以上!
大学職員って、想像以上!



