キャンパス2025
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 社会人に必要とされる能力を身に付けるため、サークルやゼミ・研究室、ボランティア、インターンシップ等のチーム活動には積極的に参加してください。就職活動では、エントリーシートや履歴書、面接の中で「自己PR」や「学生時代に力を注いだこと」「今まで目標に向かって努力したこと」などが必ず問われます。学生生活を何となく漠然と過ごした人は、これらがうまく書けず、面接でもアピールすることができません。1年次生からの地道な積み重ねが就職活動、その後の社会生活において大きな威力を発揮するのです。 様々な活動の中で、先生や先輩・後輩・仲間たちとの交流を通じ、コミュニケーション能力や協調性を高めながら、有意義な学生生活を送ってください。 キャリア支援センターでは、年間を通じ就職活動に直結した様々な支援プログラムを実施しています。 特に全学年対象に実施している「就職活動マナー講座」では、就職活動で役立つ自然で美しい立ち居振る舞いや挨拶の方法を学びます。 3年次生に対しては、年間を通じ3回の「就職ガイダンス」を開催し、自己分析の方法や業界・企業研究、エントリーシート・履歴書の書き方について解説するほか、「就職活動集中対策セミナー」「グループディスカッション・集団面接対策講座」、「業界研究会」、「学内合同企業研究会」等、バラエティに富んだ様々な支援行事を開催しています。また、個別面談に重点を置き、各人の就職活動の進■状況を確認しながら具体的なアドバイスも行っています。※これらの支援行事には、積極的に出席するよう心掛けてください。 企業が学生に求める能力の一つとして「基礎学力」が常に上位に挙がっており、採用試験では多くの企業が一般常識やSPI試験等を実施しています。1年次生からしっかりと学業に励んで、確実に単位を修得してください。 また、本学では、全ての学部・学科に共通のキャリア科目として、1年次生に学生生活と仕事の中で求められる能力の関係を理解し社会において有用な物の見方や考え方を身に付けるため「キャリア形成基礎論」を開講しています。授業では企業の採用試験に頻出する「SPI3」と呼ばれる能力試験も実施します。 この科目を受講すると、結果として“就職も決まる”学生生活とはどんなものなのか、それを自ら考え、気付くことができます。企業は“高い就職意識を持った学生”を積極的に採用しますが、就職のための学生生活を送るのは嫌ですよね?※必修科目ではありませんが必ず履修し受講してください。 ジュニア・アドバイザー制度とは、早期に内定を獲得し就職活動を終えた4年次生が、就職活動に取り組む3年次生に対し、自身の経験から分かりやすくアドバイスを行うもので、発足して23年目になる本学独自の“学生による学生のための”就職活動サポート制度です。 「就職活動に真剣に取り組む後輩たちを少しでも手助けしたい!」との想いからボランティアで集まった有志集団で、毎年後学期に活動しており、「就職はしたいけど、就活っていったい何をすればいいの?」などの疑問に対し、学生の視点から親切丁寧にアドバイスをしています。 もちろん、1・2年次生に対しても「今のうちから心掛けておかなければならないことや、そのための準備」などについて優しくアドバイスしています。10月からキャリア支援センター内で活動していますので、何でも相談に来てください。74就職 [有意義な学生生活を] [キャリア教育支援/進路・就職支援] [ジュニア・アドバイザー制度] [基礎学力の向上]それは人生で最も重要な選択の一つです。1年次生から将来の進路について真剣に考え、前向きに積極的に行動してください。キャリア支援センターでは、就職活動に自信をもって取り組むことができるよう入学から卒業まで各学年に応じた多彩な支援プログラムを実施しています。

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