キャンパス2025
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  新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。 本学は、昭和35(1960)年に故中村治四郎先生が「産学一如」を建学の理想として「産業と大学が車の両輪のように一体となって、時々の社会のニーズを満たすべきである」という理念のもと創立された日本で初めての産業大学であり、文系・理工系・芸術系の10学部22学科、大学院5研究科に1万人を超える学生が学んでいる総合大学です。 大学を取り巻く環境は少子化、グローバル化、超スマート社会化に、新たに想定不能な自然災害、AIにおける生活への影響などが加わり、これまでのルールが通用しない時代になりつつあります。2 九州産業大学長 画一性から多様性・柔軟性が求められ、個の知や創造力で世界や社会を変革するイノベーションの時代の到来です。 こうした環境の変化に向け、本学は、創立100周年に向けたビジョン「新たな知と地をデザインする大学へ―もっと意外に。もっと自由に。―」を掲げ、実現に向けた第一歩である2030年の到達目標として「文理芸融合のグローバル総合大学へ」と定めました。大胆な構想に基づいたビジョンとその実現に向けた着実な行動のもと、文理芸が融合した特色ある実践的な学びを通して、創造性あふれる豊かな感性と専門性を育み、次代の産業界をリードし、社会へ貢献できる人材の養成を目指しています。 本学のキャンパスでは新しい出会いや交流を通して、自分らしい未来を創ることができる貴重な大学生活となるように皆さん一人ひとりを教職員の共創協働による学修・学生支援をしています。 ぜひ皆さんは「変化の時代」を「チャンスの時代」と捉え、常に夢ある将来の構想(ビジョン)を持って充実した4年間を過ごしてください。また、学生生活ではお互いを大切に思い、配慮しあい、お互いに寛大に接し、大きな夢の実現に向けて一緒に力を合わせて日々の活動に取り組んでいきましょう。九州産業大学造形短期大学部学長 柳 健司 新入生のみなさん、入学おめでとうございます。 皆さんが入学した九州産業大学造形短期大学部は、50年を超える歴史と伝統を持ち、卒業生は1万人を超えています。そして皆さんの先輩たちは、デザイナーやカメラマン、造形作家としてそれぞれの分野で活躍しています。皆さんもこの「造短」でのびのびと学び、立派なクリエーターとして活躍できるよう頑張ってください。私たち教職員は全力で皆さんをバックアップいたします。 本学は2年間を通したクラス担任制を取っています。困ったことや解らないことはぜひ、気軽にクラス担任や授業の教員にたずねてください。また、学校行事やサークル活動等にも積極的に参加し、学生同士も自分から話しかけてコミュニケーションを取り、気軽に何でも話せる友人を早く作っていきましょう。学校を自分の夢に向かって、前向きに取り組んでいける場所にしていくことが大切です。一緒に充実した2年間を造っていきましょう。 「創造力」⇒産み出す力、「表現力」⇒発信する力、を身に付け、自分自身の中に育てていくことが、この学校での皆さんの重要な目標になるでしょう。そのために欠かすことができない要素は「好奇心」です。興味・関心があることには、ぜひ積極的に取り組んでください。本学のカリキュラムは1年次に多様性を育て、1年後半から徐々に専門性を深め、2年後期の卒業研究での作品造りへとつながっていきます。自ら前向きに学んだことは、たとえ分野をまたいだ学びでも、全て表現者としての血となり肉となります。積極的にチャレンジして、自分自身と社会の道を切り開いていく人になってください。北島 己佐吉新入生諸君に『構想は大胆に、行動は着実に』『好奇心を武器に、創造の世界へ踏み出そう!』

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