キャンパス2025
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充実した学生生活のために31 できれば、相手に嫌だということを伝えましょう。相手はあなたの気持ちに気づいていないかもしれません。一人で言えない場合には、周囲の人に助けてもらいましょう。 一人で悩まず、友人や信頼できる人に相談しましょう。大学のキャンパス・ハラスメント相談窓口の相談員もあなたの立場に立って支援します。 できれば「いつ、どこで、誰から、どのようなことをされたか、言われたか」について記録しておきましょう。可能な限り、電話やメール等の記録も残しておいてください。 被害者の話を十分に聴いて、被害者の苦しみを受けてください。決して被害者を責めるようなことはしないでください。それでなくても苦しんでいる被害者に二次被害を与えることになります。 相談窓口での相談を勧めてください。できれば一緒に行ってあげましょう。 キャンパス・ハラスメント相談員は、各学部、健康・スポーツ科学センター、事務局に配置されており、所属学部・学科に関わらず相談ができます。※相談員の氏名、連絡先等の情報は本学HPに掲載(学内 ネットワークからのアクセスのみ参照可)しています。https://www.kyusan-u.ac.jp/guide/efforts/comp/ harassment.html 年齢、性別、立場を越えて、相手の立場を尊重する意識を持ちましょう。女だから、男だから、後輩のくせに、といった決めつけをやめましょう。 自分自身が持っている力を自覚し、相手に与える影響に敏感になりましょう。 自分の考えや気持ちを率直に相手に伝える〈自分も相手も尊重したコミュニケーション様式〉を身につけましょう。 相談員は各学部・事務局等に配置されています。所属学部等にこだわらず、どなたにご相談いただいても大丈夫です。第三者からの相談も受け付けています。 相談は、電話・メールなど、最も利用しやすい方法で、ご連絡ください。必要に応じて、通報、調停及び調査の申し立てを行うことも可能です。 相談員には、「守秘義務」があります。相談員のプライバシーは必ず守ります。安心してご相談ください。ハラスメントハラスメント2.一人で抱えない3.記録を取る2.相談窓口への相談を勧める もし友人や知人が被害にあっているのを見たら…1.被害者の相談にのる●キャンパス・ハラスメント対処法 もしあなたが被害にあったら… 自分を責めないでください。あなたが悪いのではありません。悪いのは加害者や見過ごしている周囲の人々です。1.嫌だということを伝えるキャンパス・ハラスメント相談窓口2.自分自身の言動に責任を持つ3.健全な自己主張能力〈アサーティブネス〉を身につける2.相談方法3.秘密厳守キャンパス キャンパス  日ころから心がけておきたいことは…1.一人ひとりを大切にする意識を持つ●相談体制 被害者の訴えは相談員を通じて、全学的に設置されたコンプライアンス委員会(委員長:理事長)が受け止め、調査の必要があるときは、調査委員会において公正に事実調査を行い、被害者救済のための措置等を責任をもって行います。1.相談員2

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