香椎宮の魅力度アップ企画を提案

 

 7月17日(火)、九産大芸術学部でソーシャルデザインなどを学ぶ学生4人が、国指定の重要文化財・香椎宮に、参拝者を増やすための企画を提案しました。

 

 香椎宮からの依頼を受けて、2016年度から取り組んでいるプロジェクトの中間報告で、香椎宮と周辺地域の歴史的・文化的背景の研究、住民や人口動態の実地調査の結果をもとに、コストや実現性も考慮した企画を、宮司や権禰宜、東区役所担当者にプレゼンテーションしました。

 

 この日提案されたのは、
①JR香椎駅・西鉄香椎宮前駅〜香椎勅使道〜香椎宮までを網羅する案内看板の設置
②境内とその周辺道路を可視化したジオラマの製作
③樹齢1800年を超える神木・綾杉のお守り制作
④日本三大名水のひとつ「不老水」の保全大使の名刺制作
⑤明治時代に定期的に開かれていた茶屋の再現
などです。

 

 来学した香椎宮宮司の足立憲一氏、権禰宜の木下英大氏、東区役所総務部地域支援課係長・原 慎太郎氏からは、「小学生やお子様連れにもPRできるもの」や「楽しく香椎の歴史を学べるもの」などの視点を加えて、さらに研究を進めてほしいとの要望が出されました。

 

 今後は、要望を取り入れて、制作・設置の実現に向けてプロジェクトを進める予定です。

 

関連記事>>香椎宮オリジナルグッズを提案

【芸術学部】

 

芸術学部のトップページへ