災害復興ボランティア 梨園の泥撤去を手伝う 

 

 11月6日(月)、九産大準硬式野球部ボランティア愛好会ひまわりの学生、職員有志の62人が、九州北部豪雨で被害を受けた朝倉市黒川地区の梨農園で泥の撤去や農園整備のボランティア活動を行いました。

 

 梨の栽培が盛んな同地区は、濁流や流木により道路が寸断され、災害から4カ月手付かずの状態でしたが、仮設の道路が開通したことにより再開に向けてのスタートを切ることができるようになりました。

 

 本学では、これに併せて、60人を越えるボランティア隊を編成して支援に向かいました。

 

 4カ月経って粘土のように固くなった泥をシャベルでかき出し、一輪車や重機で上段の農園へ運び上げる作業を1日繰り返した学生は、「4カ月経過しても、手付かずの場所があることを初めて知りました」や「大人数で1日をかけても、3分の1も終わらなかった。元の姿に戻すことは本当に大変なことだと感じた」と復旧作業の大変さを感じていました。

 

 梨園を経営する方からは「やっと、復興へのスタートラインに立てました。これからも継続的な協力を頂けるとありがたいです」と、期待が寄せられました。

 

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