九産大芸術学部の活動「プロジェクト型デザイン教育と地域産業プロモーション活動に関する一連の共同研究と実践」が、一般社団法人日本デザイン学会の特別賞を受賞しました。
この賞は、長年にわたりデザイン学の教育研究実践に寄与した特段の功績に対して贈られるもので、デザイン教育の推進および地域産業の発展を目的に、企業や団体との産学官連携の教育・研究活動を実施してきたことが評価されました。
この活動は、博多織や博多人形、大川家具などの伝統産業において学生の視点を生かした新たな商品を開発するもので、学科の枠を超えて10年間にわたって行っています。学生は、実際の産業を対象として、課題分析、商品企画・デザインという一連のプロセスを修得するとともに、地域産業の活性化に貢献しています。その成果は、毎年「九産大プロデュース展」として福岡市内の商業施設で展示発表し、地域との絆を深めています。
10月13日(金)に行われた授賞式で、井上教授は、「芸術学部の6人の教員が長年この教育・研究活動を続けてこられたのも、大学ならびに学部の先生方の理解があってこそです」と喜びを語りました。
【写真上】担当した教員(左から青木幹太教授、荒巻大樹講師、井上友子教授、
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