「福祉機器コンテスト2017学生部門」 最優秀賞受賞

 九産大工学部バイオロボティクス学科の4年生2人が取り組んだ「電動ストレッチャー」が、「福祉機器コンテスト2017」(※)において学生部門の最優秀賞を受賞しました。

 

 仲野翔紀さん(自由ケ丘高校)【写真左】と春野礼知郎さん(九産大付属九州産業高校)【写真右】が開発したストレッチャーは、寝たきりの人が6台のカメラとモニターで周囲を確認し、指先の僅かな動作で進行方向をコントロールしながら一人で移動できるもので、新しい福祉機器を発掘し表彰するこのコンテストにおいて、発想の豊かさや将来性の高さが評価されました。

 

 この作品は、11月16日(木)から北九州で開催される「第19回西日本国際福祉機器展2017」及び「バリアフリー2018(大阪市)」などの『日本リハビリテーション工学協会』のブースで展示されます。

 

 東京ビックサイトで行われた表彰式に出席した2人は、「喜びはありますが、今まで開発に携わった先輩方の努力や被験者の方の協力があったからこその受賞だと思っています。今後は、操作性を上げることやリスク検査を実施し、実用化に向けて取り組んでいきます」と語りました。

 

(※)一般社団法人日本リハビリテーション工学協会主催

九州産業大学のトップページへ