九産大のキャンパスが四季を感じる庭園に生まれ変わります

 キャンパス環境整備事業の一環として、4月より進めていた緑化プロジェクトが完成しました。

 デザインしたのは、イギリス王立園芸協会主催のチェルシーフラワーショーで金賞を9回受賞し、エリザベス女王から「緑の魔術師」と賞賛された造園家石原和幸氏。

 

 地域の方々と広くコミュニケーションを図り、本学から花や緑の輪が拡がることを目指して、「Campus in the Garden(庭園の中のキャンパス)」というコンセプトで、グラウンド周辺の約1,000㎡を芝桜で埋め尽くすとともに、キャンパス中央の水路に滝が流れる庭園をつくり、周辺にはもみじやシマトネリコなど約100本が植樹されました。

 

 7月19日(水)には地域の皆様をお招きして完成披露会を開催し、設計した石原和幸氏が現地でコンセプトなどを説明しました。

 

 地域の皆さんに、散歩をかねて気軽に立ち寄り、春は芝桜の絨毯、秋には楓や銀杏の紅葉など、四季折々の景観を楽しんでいただき、水路には今後ホタルが舞うことができるように、潤いのある環境整備を行っていく計画です。

  

 唐の原校区の髙倉さんは「開放されたイメージで感心しました。季節が変わるたびに訪れたいですね」と期待を寄せます。

 

 九州産業大学は、高低差のある地形、キャンパス内を横断する水路など、特徴的な環境を利用して学生の憩いの場のような環境となることを目標に平成22年から継続してキャンパス環境整備を行っております。

 今日までの活動が評価され、平成29年2月、福岡市都市景観賞の「ランドスケープ賞」を受賞しています。

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