立花山に建設する展望台2基をお披露目!

 

 九産大建築都市工学部住居・インテリア学科の学生が設計、施工していた「展望台」2基が完成し、6月28日(水)、関係者ら約90人を集めて、竣工式を執り行いました。

 

 昨年2月、新宮町東部地区から、九産大景観研究センターに寄せられた「登山客や地域の子どもたちが集い、山の景観を楽しめる施設ができないか」との相談を受けて、同学科(当時 工学部住居・インテリア設計学科)が1年生の「プロゼミナール」の課題として展望台の建設に取り組んだものです。

 

 現地調査や住民への聞き取り調査を経て、9つのゼミナールが提案したデザインの中から2案が採用され、1月から大学敷地内で建設を始めました。

 

 それぞれ、子どもがくぐれる空洞や、階段の昇り降りによって変わる竹林の風景を楽しむ小窓など工夫をこらした作品で、10月頃現地に移設する予定です。

 

 2年生の辻有紗さん(長崎北陽台高校)は、「図面を起こす時に、わからなかった課題の解決策を、みんなで考えながら、チームで協力して作り上げる達成感を感じることができました。新宮町や大学関係者の方々、貴重な機会をつくっていただきありがとうございました」と感謝の思いを語りました。

 

 福田 猛新宮町副町長は、「このように、大学が連携して地域活性に取り組んでくれることは、非常に心強いです。これからも新宮町と九産大の絆を深めましょう」と会を締めくくりました。

 
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