外国人と共に生きる地域社会に

 

 九産大国際文化学部日本文化学科酒井順一郎教授のゼミナール生有志21人が、福岡市東区の住宅地・香椎浜に住む外国人の日本語教育支援を行う「よるとも会」で、地元のボランティアと共に、先生として活動しています。

 

 「よるとも会」とは、増加する外国人居住者と地域住民との文化の違いによる摩擦を解消するために、同地区の主婦を中心として平成15年に発足した会です。毎週木曜日の夜、香椎浜小学校で、アジアを中心とした外国人に日本語教育や補習授業を行っています。

  
 2年の廣川ひな乃さん(香住丘高校)は、「“教えている”といった意識は全くなく、コミュニケーションをたくさん取ろうと思いながら参加しています。不安を抱えて生活している外国人の方も多いため、少しでも心のケアができれば。私自身、日本語教師を目指しているため、とても良い経験になっています」と語ります。

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