「九州・韓国南部支部大学生研究論文発表大会」で九州観光推進機構会長賞受賞!

 11月26日(土)、九産大で開催された「第9回九州・韓国南部支部大学生研究論文発表大会」において、商学部観光産業学科3年生5人の「福岡市の市内バスと訪日外国人旅者の利用についての研究」が、「九州観光推進機構会長賞」を受賞しました。

 

 この大会は、日本観光研究学会九州・韓国南部支部が、観光を学ぶ学生の意識を高め、九州および韓国南部における観光研究の発展と地域の観光振興への貢献を目的に開催しているもので、今回は本学のほか、九州各地の4大学から12チーム約50名の学生が参加しました。

 

 本学学生が受賞した発表は、来福外国人旅行者の約7割が市内の移動手段としてバスを利用していることに着目し、バス停やバス車内の多言語表記の整備状況について実態調査を行い、「表記言語の種類」や「文字の大きさ」、「表記の場所」に関する課題と改善案を提示したものです。羽田空港国際線ターミナル駅や他県の事例を挙げながら、停留所ごとに不規則である英・中・韓の多言語表記の統一や、文字のサイズ、表示場所などの提案を行いました。

 

 これらの課題はバス会社が現在取り組んでいるものですが、その着眼点と実態調査からのデータ分析、改善策の内容などが高く評価されました。

 

 受賞チームのリーダー・沖島衛さんは、「博多駅・天神地区、福岡タワー圏内の約40箇所のバス停などでの実態調査や外国人旅行者への街頭インタビューは非常に大変でしたが、この賞を受賞できたことで報われました」と喜びを語りました。


<「九州観光推進機構会長賞」受賞チーム>
    沖島 衛(香椎高校)・立花 香菜(立花高校)・永田 拓巳(福岡講倫館高校)・

   村上 惟(梅光学院高校)・安野 拓弥(東福岡高校)

 

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