福岡県警から国際文化学部教員に感謝状授与

 

 八女市の女性殺人事件の捜査に関し、専門的な見地から事件の全容解明に寄与したとして、10月12日(水)、福岡県警察本部より、国際文化学部臨床心理学科三國牧子准教授に感謝状が授与されました。

 

 被疑者が黙秘を続けるという困難な状況において、三國准教授は臨床心理士と精神保健福祉士の5人の専門チームを結成、被害者と被疑者の両側面から心理分析を行い、捜査に貢献しました。これは、臨床心理士が犯罪捜査に積極的に関わった日本で初めての事例です。

 

 三國准教授は、「黙秘を続ける被疑者の心を開かせカウンセリングを行うことが大変でしたが、警察との共同作業は私にとって非常に貴重な経験でした」と語りました。また、同席した山本盤男学長は、「本学は、幅広い領域で心理的援助に関わる研究者と実践家の養成に力を注いでいます。今後も社会に貢献する活動を推進していきたい」と話しました。

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