住みたくなる部屋を! 芸術学部学生が企業と共同でリノベーション

 九産大芸術学部デザイン学科の学生12人がデザインを提案した、アパート2室のリノベーションが、株式会社ハウスメイトショップによって完成しました。

 

 これは、九産大と同社との共同プロジェクト「Re:部屋」によるもので、福岡市東区松香台の男子学生向けの部屋について、学生は2グループに分かれ、昨年4月から企画やアンケート調査、デザイン、プレゼンテーションを行ってきました。

 

 どのような部屋に住みたいかという学生からのアンケート調査をもとに、一部屋【写真上】は「ワンランク上の男のワンルーム」をテーマとして、照明をシーリングにするなど、落ち着いて広く見える部屋を提案しました。学生の手による木製の仕切りも備え付けられています。

 

 もう一部屋【写真下】は「大人なカジュアルアンティーク」をテーマとして、北欧風をベースに、床や壁に温かみのある模様を取り入れ、それに合う家具を提案しました。

 

 グループリーダーで3年の西見美里さん(浮羽究真館高校)と首藤司さん(北九州高校)は、それぞれ「デザインにはメンバーそれぞれの思い入れがあります。今後も機会をいただけるなら、またぜひやってみたい」、「グループをまとめることの難しさを学びました。自分たちが考えたデザインがカタチになり、活用されるのは貴重な経験でした」と振り返りました。

 

 プロジェクトリーダーで2016年3月に卒業した渡邊望弘さん(三養基高校)は「メンバー全員が一生懸命取り組んできた成果です。プロジェクトで学んだことを社会で生かしたい」と話します。

 

 

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