1月22日(金)、九産大商学部観光産業学科が「第2回卒業論文発表会」を開催し、23人の有志学生が、4年間の学生生活の集大成として研究成果を発表しました。
観光地での旅行者の行動をはじめ、ランドセル、デート代などのユニークな視点のものまで多岐にわたるテーマの論文の発表が繰り広げられ、6人に最優秀賞である学部長賞が贈られました。
学部長賞受賞者の一人である水町悠己さん(同学科4年・九産大付属九州高校)は、「論文発表にあたり、賽銭という行為が観光や経済、宗教にまで繋がっているという視点を評価していただき、とてもうれしいです」と受賞の喜びを語りました。
この発表会を企画・運営した運営委員長の永尾建大さん(同学科3年・玄界高校)は、「昨年以上の発表会にしようと、ポスターをつくって参加の呼び掛けをし、午前中の発表の様子を盛り込んだビデオを午後の表彰式で上映するなどの演出をしました。先輩たちの論文に懸ける思いを実感し、来年は自分も一生懸命研究して書き上げたいです」と話しました。
<学部長賞受賞論文>
・小林遥香さん(八幡中央高校)
「観光における写真撮影行動について〜写真撮影行動による男女の違い〜」
・齋藤綾香さん(博多女子高校)
「視覚障害者の観光行動における楽しみについて―情報と設備の視点から―」
・砂田達哉さん(高川学園高校)
「観光にはトイレが不可欠―山口県萩市を事例に―」
・大成功輝さん(古賀竟成館高校)
「なぜ男性は女性のデート代を払うのか?―デート代から見る戦後教育史―」
・川野順也さん(大分商業高校)、
「ランドセルから見る日本の近現代史―兵庫県西宮市の事例を中心に―」
・水町悠己さん(九産大付属九州高校)
「なぜ日本人は賽銭を投げるのか―日本人の賽銭行為の歴史と現状について―」