JR博多駅クリスマスイベントの仕掛人 佐伯氏 公開授業

 1月21日(木)、本学OBで株式会社サエキジャパン代表取締役の佐伯岳大氏が「動けば変わる!〜大学生への提言」と題して、公開授業を行いました。

 

 佐伯氏は、今話題のJR博多駅前や天神地域で名産のホットワインや食事、雑貨の販売やイベントをおこなう「クリスマスマーケット」の仕掛人です。

 

 1999年に経営学部に入学し、在学中の19歳でリサイクル会社佐伯商事を起業。人脈をつくるため電車の中で見ず知らずの人に名刺を300枚以上配るなど、バイタリティ溢れる人柄で、卒業後にはオフィス用品販売の株式会社サエキジャパンを立ち上げました。

 

 佐伯氏が、イベント企画を手掛けるようになったきっかけは、ドイツで出会った出店でクリスマス雑貨や食事、ホットワインを販売するクリスマスシーズン限定のマーケット。福岡でもこの雰囲気を味わって欲しいと、地場企業を訪ね歩いて協賛を募りましたが、イベント企画経験のない企業にはつれない反応ばかりで悔しい思いをしたそうです。

 

 そんな時、糧となったのは、学生時代に培った「諦めない精神」。熱意にほだされたJR九州を皮切りに多くに企業から協賛が集まりました。クリスマスマーケットは、今年で2回目を迎え、博多駅前だけで130万人の来場客を集めるなど大盛況を収めています。

 

 佐伯氏は「夢は実現できます。出会いを大切にし、絶対に諦めず行動し続けてください」と学生へメッセージを送りました。

 

 商学部1年の中村葵さん(ありあけ新世高校出身)は、「博多駅前のクリスマスマーケットがとても楽しかったので授業に出席しました。佐伯さんの話を聞き、外に視野を広げて充実した学生生活を送り、私も起業の夢を叶えたい」と感想を話しました。

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