九産大「メディアラボ331」 プロジェクター映像で地域貢献

    九産大「メディアラボ331」は、芸術学部写真映像学科佐野彰教授と学生のチームで、プロジェクターを活用した映像表現によって、各地で地域活性化イベントの支援をしています。これまでに福岡県新宮町や古賀市、福岡市城南区から依頼を受け、ユニークな映像で地域の方々を魅了しています。

 

  昨年11月には103年の歴史を持つ福岡県大牟田市の上官小学校の最後の「秋祭り」を、プロジェクターを用いたライブステージで彩りました。同校は、来年度から大牟田小学校と統合し大牟田中央小学校として再編される予定であり、地域に長年愛された伝統行事「秋祭り」も最後の開催でした。この最後の「秋祭り」をみんなの記憶に残るものにしようと、同校父母教師会から「メディアラボ331」に映像制作を依頼されたものです

 

 「秋祭り−ザ・ファイナル−『道』in上官小学校」と銘打った「秋祭り」当日、全校生徒111人と教員10人、卒業生、地域住民で満員の体育館では、上官小学校校章アニメーションから始まり、子どもたちによる「道」となったムービーコラージュ、同小学校の映像をバックに歴史をひもとく父母教師会による寸劇、そして最後は「恋するフォーチュンクッキー上官小学校バージョン」まで、さまざまな映像をスクリーンで上映。会場はどよめきと拍手に包まれました。また、お好み焼きなどの露店が並ぶ運動場では、児童と教師の「夢」紹介、昭和40年度から平成26年度までの卒業写真を流す映像をテレビモニターで上映しました。

 

 「メディアラボ331」のはメンバーの一人である笠石有紗さん(同学科1年・門司学園高校)は「このイベントが新しい小学校への『道』、架け橋となり、さらには映像の道に進みたいと思う児童がたくさん出てきてくれればうれしいです」、森岡歩美さん(同学科1年・厚狭高校)は「地域の方々と協力して、良い作品が作れました。今回頂いた拍手や歓声、たくさんの笑顔は一生忘れられません」と振り返りました。 

 


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