経営学部 古賀市にまちづくり企画を提案

 

 

 九産大経営学部の学生46人が、1月14日(木)、古賀市役所の担当者に、まちづくりと同市の活性化に関する企画を提案しました。これは、古賀市と本学の包括的連携協定に基づくもので、古賀市の地域の歴史資源を発掘して価値を高め、観光資源として活用することを目指します。

 




 学生たちは、前期に実地調査で古賀市の現状把握と改善点を抽出、後期はその分析と調査を行ってきました。

 

 学生たちは10チームに分かれ、情報誌やゆるキャラの制作、農業支援、自然環境を有効活用したバスツアーの実施やキャンプ場の設営、太陽光パネル設置による環境保全、空き家貸し出しによる地域貢献、留学生の視点から見た温泉などの日本文化体験など、さまざまな企画をポスターセッションで提案しました。


 古賀市役所経営企画係長の中野幸弘氏【写真下・右上】は、「若い感性や発想から生み出された提案は非常に参考になりました。今後はターゲットやコンセプトを掘り下げ、具体的な次の展開までブラッシュアップしていただきたい」、同係の藤本耕次郎氏【写真下・左上】は「古賀市を良くしたいという強い思いを感じました。まちづくりにはその思いが最も重要です。今後古賀市についてさらに深く知ってもらえたら」と語りました。


 学生たちは指摘された課題をさらに検討・分析し、再度2月上旬に古賀市に企画案を提出する予定です。


 古賀市の遊休地に太陽光パネルを設置し、そこで発電された電力を活用して、まちの街灯を増設し、防犯に役立てることを提案した産業経営学科1年の片地昭壮さん(宮崎北高校)は、「自分の故郷である宮崎市と比較し、多角的な視点から古賀市の良さを考えました。今回のアドバイスをもとに、未来のまちづくりに向かって、より実現可能なレベルまで企画を練り直したい」と話しました。

 

       

  

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