「経済学部ゼミナール研究発表会」を開催

 

 12月12日(土)、経済学部ゼミナール研究発表会を開催し、23グループ、約120人が3つの教室に分かれ、1年間の研究の成果を発表しました。

 この発表会は今年で3回目。今回は初めて、外部審査員として福岡県中小企業家同友会理事で貼りアップ株式会社代表取締役の濱田浩光氏【写真左下】、株式会社ライズ代表取締役の髙尾英正氏【写真下中央】、株式会社ハシゴ取締役の平井達也氏【写真右下】の3氏を迎え、地域経済振興策から英国政治問題に至る、学生の多彩なプレゼンテーションを審査しました。

 

 その結果、「ユーザーエクスペリエンス(※)デザインの実践」(森田ゼミナール1)と「長崎県南島原市の観光について」(宗像ゼミナール1)、「JR九州の観光列車による地域活性化」(加藤卒業論文ゼミナール)の3グループが最優秀賞に選ばれました。

 

 外部審査員からは、「机上の空論ではなく、相手をいかに説得できるかがプレゼンテーションの極意です。この経験を社会に出ても生かしてほしい」(濱田氏)、「プレゼンテーションは自分を表現することです。資料を存分に生かしながら、『笑い』も含めて自分自身を表現してほしい」(髙尾氏)、「実際に現地に行ってみて初めて得られるものがあります。研究材料を本当に好きかどうか、その熱意をぜひ見つけてください」(平井氏)などのコメントが寄せられました。

 

 宗像ゼミナール1のリーダー椎葉潤さん(3年・延岡商業高校)は、「実際の現地での経験をもとにプレゼンテーションを行ったので、説得力を持って伝えることができました。みんなをまとめながら発表準備を進めることはとても大変でしたが、最優秀賞を取れたことはとてもうれしいです」と受賞の喜びを語りました。

 

 

 表彰式の後は懇親会が開かれ、外部審査員から直接アドバイスをもらうなど貴重な時間を過ごしました。

 

(※)ユーザーエクスペリエンス:ユーザーがある製品やシステム、サービスを使ったときに得られる経験や満足などの全体を指す言葉。

 

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