大西特任教授がパネラーとしてシンポジウムに登壇

 

 

 11月19日(木)、日本経済新聞社西部支社で開催された同社主催の「人事・就職シンポジウム」の鼎談に、基礎教育センター大西純一特任教授がパネラーとして出席しました。このシンポジウムは大学の就職担当者と企業の人事担当者との交流を目的に各地で開催されているもので、九州での開催は今回が初めてです。

 

 

 

 「日経ウーマン」元編集長で日経BPヒット総合研究所長である麓幸子氏の基調講演に続いて行われた鼎談には、大西特任教授と西南学院大学キャリアセンター就職課長藤丸孝幸氏が登壇。約100人の参加者を前に、コーディネーターの麓氏と、「キャリア教育・就職支援の現状と今後」について議論を行いました。

 

 この鼎談では、大西特任教授は、厚生労働省キャリア教育プログラム開発事業に採択された本学独自のキャリア教育を紹介し、「日本の社会構造や企業の体制、そして企業の求める能力の変化を知ることで、学生自身が自分を取り巻く社会の厳しい現状を正しく認識し、どう生きていくのか、社会のために何をすべきなのかといったことを主体的に考えるようになります。これによって、自分自身の職業観・社会観が構築され、将来の明るい指針を持てます。企業とは厳しいけれど良いもので、仕事とは大変だけれど面白いもので、人生とはいろいろあるけれど素晴らしいものです。その認識の上で主体的に生きていくことの重要性をいかに学生たちに伝えていくのか、ということに日々腐心しています」と語りました。

   また、藤丸氏からは、「西南学院大学のキャリア教育は、専門科目に内在するものを学生たちが日々学修する中で身に付けていくことが重要であるとの認識で指導しています」という話がありました。

 

 人事担当者からは、「非常に充実した時間が過ごせました。もっと話が聞いてみたい。大西先生が言ったように、企業も採用にあたって独自のシラバスを作るべきではないのか、という問題提起が新鮮でした」といった感想が聞かれました。

 

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