「おれんじ食堂」を利用した産学連携授業を実施

 商学部観光産業学科が、肥薩おれんじ鉄道の観光列車「おれんじ食堂」を利用した産学連携授業を11月4日(水)に実施しました。

 

 この授業は、鉄道を活用した魅力的な観光振興の可能性について考える「鉄道産業プロジェクト演習」の一環で、今年で2回目です。

 

 鉄道を観光振興の起爆剤にする為、沿線と連携してユニークな事業を展開している肥薩おれんじ鉄道の「おれんじ食堂」を貸しきり、学生にそのサービスを体験させることにより、鉄道の観光資源としての利用方法を考えさせることを目的としています。

 

 当日は、熊本の新八代駅から鹿児島の川内駅までの乗車区間で、肥薩おれんじ鉄道の淵脇社長による「おれんじ食堂」の説明、車内料理を提供している薩摩八重ファームの満園社長による料理の説明、事前に沿線の見所や特産を調べていた学生の車内放送の実演、地元の「雅龍会」による停車駅での太鼓演奏など、観光列車について学修するためのさまざまなプログラムが行われました。

 

 参加した3年の関栄達さん(九産大付属九州高校)は「非常にきめ細やかなおもてなしに感激しました。ホスピタリティ精神を現場で学べる良い経験でした」、2年の佐藤友里さん(熊本県立第一高校)は「インターネットで調べるだけでなく、実際の現場で見ないと分からないことがたくさんあります。良い勉強になりました」とそれぞれ感想を話しました。

 


 

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