芸術学部学生が「雪のデザイン賞」に入賞

 芸術学部デザイン学科3年の田中秀行さん(東筑紫学園高校)と2年の富永琴美さん(同上)の共同作品「Luce」【写真下】が、「第8回雪のデザイン賞」で奨励賞を受賞しました。

 

 この賞は、雪や氷のさまざまな形や現象をモチーフにしたデザイン作品のコンペです。

 プロのアーティストを中心に、国内外から応募された200点を超える作品の中で、学生での入賞という快挙となりました。

 

 奨励賞を受賞した作品「Luce」(ルーチェ)はイタリア語で“光”という意味で、700本のストローとLEDを使った照明器具です。

 

 田中さんは「過去2回、別のデザインコンペに応募してきましたが、結果に結びつきませんでした。今回、二人で力を合わせてつくった共同作品で結果を出せてうれしいです。今後も、どうやったら人の気持ちを動かせるのかを念頭に置いた作品づくりに励みます」と話しました。

 

 また、富永さんは「全て手づくりで、制作にとても時間がかかりました。光の表情を探ることに苦労しましたが、入賞できてうれしいです。入賞の実感がまだ湧きませんが、今後もさまざまなデザインコンペにチャレンジしていきたい」と話しました。

 

 入選作品展は、10月29日(木)〜2月16日(火)に中谷宇吉郎 雪の科学館(石川県)で開催されます。

 

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