芸術学部の卒業生が「JID AWARD 2015 NEXTAGE部門賞」を受賞! 

 2015年3月に芸術学部デザイン学科を卒業した小林さくらさん(近畿大学附属福岡高校)の卒業制作「カクカクいたいた」が、日本インテリアデザイナー協会主催のJID AWARD 2015 NEXTAGE部門賞を受賞しました。

 

 

 NEXTAGE部門賞は、製品化された作品を対象とするJID AWARDに今年度新たに追加された賞で、試作、提案のインテリア作品を全国規模で対象としています。

 

 この作品は昨年、同協会九州事業支部主催の「第10回学生インテリアデザインコンテスト」の最優秀賞を受賞しており、今回の受賞は学生のみならず一般社会人の作品の中でも高く評価されたことを表しています。

 

 オープンスペースでの新たな過ごし方を提案するこの作品は、既存のベンチやテーブルだけでは人々が求める姿勢や過ごし方に対応しきれていないという状況に着目し、板材を用い、さまざまな姿勢や集い方が可能な空間装置を設置することで、にぎやかで楽しい場所を提供し、利用率の向上を目指したものです。本作品は、本学北門のオープン・カフェ「たちばな」の前に設置されており、学生のベンチや近隣の子供の遊び場として利用されています(写真)。

 

  現在、空間をトータルコーディネートする会社で働いている小林さんは、「作りたいものを漠然と作るだけではなく、誰のために何のためにどういったものを作るのか、制作過程において多くの条件から熟考していきます。まずは何でもやってみることが大切なので、デザインを通してさまざまなことに挑戦していきたいです」とこれからの抱負を語りました。

 

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