スターフライヤー社との産学連携による機上講義を実施

 商学部観光産業学科の学生22人が、7月4日(土)、スターフライヤーの旅客機をチャーターして行われた機上講義に臨みました。

 

 機上講義は、航空業界で働くことを目指す学生を対象とした科目「エアライン・オペレーション」の一部として毎年行っている日本で唯一のチャーターフライト機上での授業で、今年で11回目を迎えます。

 

 

  早朝の北九州空港を飛び立った旅客機が九州上空を飛行中、現役の客室乗務員によるサービス業務に関する講義を受けた学生は、同空港に着陸後、スターフライヤー施設において飛行場や部品庫、運航管理室などを見学しました。

 

 

 その後、同社トレーニングセンターで、実際に客室乗務員が訓練に使用しているモックアップ(旅客機の実物大模型)を使って機内サービス実習をしました(写真左上)。

 

 

 実習後、スターフライヤー社長松石禎己氏との懇談会が開催され、松石社長は、「会社にとって必要な人材とは『考える』ことができる人です。学力が高いだけではない、細かいところまで注意が行き届く気が回る人。自分で考えて仕事に応用することができれば、どんどん伸びていくと思っています」と学生を激励し、学生のさまざまな質問に笑いを交え答えました(写真右上)。

 

 

 2年の佐藤友里さん(熊本・第一高校)は、「常にお客様の命をお預かりしているという強い使命感のもと業務を行っていることがひしひしと伝わってきました。実際に体験してみて、目配りや気付きが重要だと痛感しました。より良いおもてなしを実践できるようになるために、日々の生活から意識し行動していきたいです」と感想を話しました。

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