大学教育フォーラム「アクティブ・ラーナーを育む〜学修成果は、楽しい学びから〜」を開催

 第4回大学教育フォーラム「アクティブ・ラーナーを育む〜学修成果は、楽しい学びから〜」を、12月6日(土)に開催しました。

 

 予測困難な時代を迎え、大学には未知の時代を切り開くことができる学生の育成が求められています。そこで生涯にわたって学び続ける力、主体的に考える力を持った「アクティブ・ラーナー」の育成が重要といわれています。

 

 今回のフォーラムでは、「楽しい学び」をキーワードに、全国の大学で研修・ワークショップを開催している樋栄ひかる氏と、教育効果を促進するためのワーク・ライフバランスなどの講演実績のある松久晃士氏が基調講演を行いました。  

 

 樋栄氏は、「6ハッツ思考法※」を用いて、ワークショップを交えながら、「学生たちをアクティブ・ラーナーに変える授業方法」について紹介、「授業を行う先生自らが好奇心にあふれ、学ぶ姿がアクティブ・ラーナーを育むことにつながります」と呼びかけました。

 

 松久氏は「教育効果の向上を促進するためのワーク・ライフバランス」をテーマに、社会全体で働き方の改革が求められる中で、今後求められるビジネスパーソン像や、教員が取り組むことについて話しました。

 

 その後、産学連携授業を通して能動的な人材育成を展開している本学基礎教育センターの白井章詞講師が、2つの授業事例を発表。企業と連携して企画や店舗の運営などに取り組む中で、学生に主体性や思考力、課題に挑戦する力などが身に付いたことを報告しました。

 

 

 最後に、九産大の聞間理経営学部教授をコーディネーターに、樋栄氏、上和田茂副学長、黒田光太郎基礎教育センター特任教授で、アクティブ・ラーナーの育て方や、そのために大学がすべきことなどについてパネルディスカッションを行いました。

 

、「6ハッツ思考法※」・・・考える側面を6つに分けて物事を考えていこうという思考法

 

九州産業大学のトップページへ