情報科学部学生が県内自治体との共同活動の成果を発表

 情報科学部の稲永健太郎研究室と田中康一郎研究室の学生が、12月2日(火)、博多サンヒルズホテルで開催された「平成26年度 ふくおかIT Workouts 2014 成果報告会 Presentation Workout」で、県内市町村とのITを活用した共同活動の成果を発表しました。

 

  ふくおかIT Workouts 2014は、福岡県が昨年度から試行的に実施しているもので、学生と県内の市町村が共同で、ITを活用して地域課題の解決に取り組むものです。2回目の今回は県内の5大学と5市町村が参加しました。

 

  稲永研究室では昨年度に引き続き、遠賀郡芦屋町のタウンバス利用促進を目指し、各バス停の利用者数を調査するアプリケーションと、バスの現在位置情報を提供するシステムなどを開発しました。

 

 田中研究室では、田川郡赤村の温泉施設の利用者数調査、観光地や特産物をPRするアプリケーションを開発しました。  

 

 学生たちは「貴重な経験になった。学んだことを今後生かしていきたい」「他大学の学生とも意見交換する機会があり、より有意義なものとなった」と話していました。

 

 また連携先の一つである芦屋町の方からは、「利用者ニーズを把握するアンケート調査が実施できてよかった。昨年度と今年度の収集データを減増便等の施策につなげていきたい」などの声が聞かれました。  

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