芦屋町タウンバスの利用状況調査のためにアプリを開発

 情報科学部稲永健太郎研究室と、芦屋町環境住宅課、福岡県情報政策課は、昨年7月から共同で、ITを活用した芦屋タウンバスの利用促進に取り組んでいます。  

 

 その一環で、8月25日(月)から9月7日(日)まで、利用状況を調査しています。乗客が降車時にバス車内に設置したタブレット端末の画面に触れて、利用目的や年齢についてのアンケートに回答します。この調査や集計に使用されているアプリケーションは学生たちが開発しました。タブレット端末を利用するため、ICカードなどを使う場合に比べ、調査費用が抑えられることが特長です。  

 

 調査初日の25日には、卒業研究としてこのプロジェクトに取り組んでいる情報科学部情報科学科4年の宮本恭正さん(筑陽学園高校)、吉山修平さん(厚狭高校)、今村聡一朗さん(福島高校)もバスに乗り込み、乗客にアンケートの説明や協力を呼びかけました。  

 

 集計されたデータは、ダイヤの改正などに利用される予定です。またタブレット端末のGPS機能を活用してバスの位置情報を取得し、バスの現在位置を確認できるアプリケーションの開発も進めています。

 

 今後はタッチ後に簡単なゲームが表示されるなど、エンターテイメントの要素を盛り込んだアプリケーションの開発も目指します。 

 

(写真)バス車内に設置したタブレット端末と吉山さん

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