私立大学戦略的研究基盤形成支援事業に採択

 九州産業大学ヒューマン・ロボティクス研究センターの研究テーマ「せき損患者の機能回復支援を中核とする介護現場革新のための機器実用化」が、文部科学省「私立大学戦略的研究基盤形成支援事業」に採択されました。

 

 この事業は、私立大学の経営戦略に基づいて行う研究の基盤形成を支援するため、重点研究プロジェクトに対して総合的に補助を行うものです。ヒューマン・ロボティクス研究センターは、2014〜2016年までの3年間、この事業の補助を受け、プロジェクトを一層推進していきます。

 

 ヒューマン・ロボティクス研究センターは、リハビリ・介護プロセスを革新する医療福祉ロボット実用化研究拠点として、2013年度に設立されました。総合大学の特色を生かして、学際的に研究を進め、2017年の実用ビジネスプランの確立を目指しています。

 

 せき損患者が早期に機能回復を果たす機会を拡大するために、ロボット技術を基盤に、リハビリの質の向上とリハビリ業務の効率化を目指し、寝たきりゼロの社会づくりに貢献するとともに、医療機関、公的研究機関、企業、自治体と協力し、ロボット産業界の発展に寄与するためのリハビリ機器の実用化を推進します。

 

(写真上:ヒューマン・ロボティクス研究センターの研究メンバー、下左:開発中のリハビリロボット、写真下右:連携先の産業医科大学でのデモの様子)

                            

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