シンポジウム「連携の力―大学ミュージアムの可能性」を開催

 九州産業大学美術館では、10月8日(火)から26日(日)に、京都の14の大学で構成される京都大学ミュージアム連携実行委員会と福岡・佐賀の4大学のミュージアムによる合同展覧会「大学は宝箱!京都・大学ミュージアム連携 出開帳 in博多」を開催します。

 

 この展覧会を記念して、6日(日)にシンポジウム「連携の力―大学ミュージアムの可能性」が開かれ、各大学の関係者の方や学生、地域の方などが参加しました。

 

 シンポジウムでは京都外国語大学国際文化資料館の南博史館長、立命館大学国際平和ミュージアムの兼清順子学芸員、九州大学総合研究博物館の岩永省三副館長、西南学院大学博物館の安高啓明学芸員がそれぞれの連携事例を発表しました。  

 

 その後、九産大美術館の緒方泉教授を司会にパネルディスカッションが行われました。「地域や他大学などとの連携が大学にもたらすメリット」や「地域の美術館・博物館と大学の美術館・博物館との違い」などについて意見交換が行われ、「大学は学芸員の育成をはじめ、人材を育てることが一番の責務。学内での存在感を高めながら、学外との連携を学生たちの成長につなげたい」といった意見が出ていました。  

 

 同日に行われた内覧会では、京都から駆けつけたが学芸員の先生たちによるギャラリートークも行われ、熱心に耳を傾ける参加者の姿が見られました。

 

「大学は宝箱!京都大学ミュージアム連携 出開帳 in博多」 は今月26日(日)まで開催中です。各大学の建学の精神などが表れた連携展ならではの多様な品々をご覧ください。

 

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