在日米国大使館 広報・文化交流担当公使の特別講演会を開催

 9月20日(金)、在日米国大使館 広報・文化交流担当公使のマーク・J・ディビッドソン氏の特別講演会が芸術学部で行われました。

 

 この講演は、はかた伝統工芸館で開催された「地域産業プロモーション展」※(8月1日〜13日)を高く評価された在福岡米国領事館 広報担当領事のマーガレット・マックロード氏が、ディビッドソン氏に本学学生・教員との交流を働きかけ実現したものです。

 

 「America:Historical Image, Contemporary Reality. 〜歴史と現代の間に生きるアメリカ芸術〜」と題した講演でディビッドソン氏は、アメリカの各地を描いた美術作品を紹介し、その文化的背景を流ちょうな日本語で解説しました。また、日本の伝統工芸の魅力に触れ、学生たちに日本の素晴らしい文化を世界に発信できるグローバル人材になってほしいとの期待を語りました。

 

 講演後、ディビッドソン氏は学生たちの説明で「地域産業プロモーション展」で展示された学生作品の鑑賞や本学美術館見学など交流を深めました。

 

 交流に参加した芸術学部デザイン学科4年の林田理沙さん(三池高校)と、写真映像学科3年の原千映美さん(八代白百合学園高校)は「講演を聞いて日本の伝統工芸の素晴らしさを再認識しました。積極的に国際交流の経験を積んでいきたいと思いました」と話します。

 

※「地域産業プロモーション展」

本学芸術学部の学生が博多織や博多人形、大川家具などの地元企業や工業組合と連携して行った振興活動の成果を展示したものです。

 

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