色鮮やかなランタンで仮設住宅(陸前高田市)の盆踊りを彩る

  

 

 「希望のあかりプロジェクト3」を推進する学生グループの内4人が、岩手県陸前高田市を訪れ、同市の米崎中学校仮設住宅(90戸)で8月15日(木)に開かれた盆踊り大会を色鮮やかなランタンで彩りました。

 

 4人は、工学部バイオロボティクス学科4年の武石竜樹さん(鹿児島高校)、芸術学部デザイン学科4年の松岡志織さん(福岡舞鶴高校)、同2年の諸泉圭祐さん(福岡舞鶴高校)、経営学部国際経営学科3年の並松良汰さん(宇佐高校)。

 学生たちは、8月11日(日)から13日(火)にかけて、同町特産のリンゴの形をした125個のランタンを住民の方々と一緒に制作しました。大学で準備して持ち込んだ針金の骨組みに、和紙を貼り付けて思い思いに着色。15日当日、赤や黄などカラフルなランタンが、各戸の軒先と盆踊りのメーン広場を飾りました。

 学生リーダーの武石さんは「皆さんに喜んでいただけて本当に良かったです。プロジェクトの幅をもっと広げていきたいです」と話していました。

 

関連記事

≫「希望のあかりプロジェクト3(夏)」で陸前高田市の夏祭りを彩る


希望のあかりプロジェクトとは 
東日本大震災で被災された多くの方々、特に被災地の子どもたちを東北の夏祭り「ねぶた」で励まそうと、学生グループが2011年から取り組んでいるプロジェクトです。今年度は、約30人の学生が活動しています。もの作りのデザインを芸術学部の学生が、電気系統の設計などを工学部の学生が担当。岩手県陸前高田市の保育園や老人ホーム、仮設住宅で公演やワークショップなどを行い、現地の方々との交流を深めています。

希望のあかりプロジェクト 2011年度)

希望のあかりプロジェクト2 2012年度)

 

九州産業大学のトップページへ