九州産業大学柿右衛門様式窯で窯開きが行われました

 
 九州産業大学柿右衛門様式窯で、7月24日(水)、窯開きが行われました。平成12年の第1回目から数えて通算45回目の窯開きです。

 窯から取り出された作品は、7月17日(水)から18日(木)の窯焚きで焼き上げられた、美術学科学生と芸術研究科大学院生、約20人の作品約500点です。

 学生たちは、窯焚きから1週間で、まだ熱気が残る窯の中から、大皿や湯飲みなど1点ずつ大切に取り出して、焼き上がり具合を確かめ合っていました。

◆九州産業大学柿右衛門様式窯
 登り窯と単窯の機能をあわせ持つ薪窯で、平成1210月に設置されました。これは、当時、九州産業大学大学院芸術研究科教授だった、故・十四代酒井田柿右衛門氏が「芸術を志す若者たちに、伝統工芸の奥深さを直に感じてもらいたい」と、門外不出の柿右衛門窯を踏襲して設計された、日本で唯一のものです。

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