九産大生の改良酵母を使った日本酒「BaSaRa」が発売

 九産大工学部物質生命化学科の満生研究室の学生と久留米市の山の壽酒造株式会社が共同開発した日本酒「BaSaRa」(写真)が、3月に発売されました。福岡市博多区の住吉酒販有限会社で販売されています。

 

 「BaSaRa」の醸造には、昨年3月卒業に卒業した井脇大貴さん(福岡県・武蔵台高校)が在学中に改良した酵母(iMT酵母)が使われています。井脇さんは、山の壽酒造が保有していたオリジナル酵母の改良を委託され、約1万種の酵母の中から、不快な香り成分であるイソアミルアルコールを低減させる酵母を探し出すことに成功しました。 

 

 この酵母を使って造られた「BaSaRa」は、すっきりとして爽やかな香りが特徴の新しいタイプの日本酒です。

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