九産大発「フィンランド展」が好評!14日まで九州国立博物館


 九産大発「フィンランド展」が、1月1日から九州国立博物館で始まり、好評を博しています。

 フィンランド展は、同館で開かれている「江戸の粋、印籠展」の関連イベントで、工学部住居・インテリア設計学科の小泉隆研究室、九州造形短期大学の中谷昭子研究室、工学部学生サークル(北欧デザイン研究会)が、研究成果の発表の場として開催。フィンランドの美しい建築やデザイン、自然、文化などを写真とパネルで紹介しています。

 住居・インテリア設計学科2年の日高暢子さん(鶴崎工業高校)は、エッセイパネル「アルヴァ・アアルト−自然を愛した建築家」「フィンランドが生んだムーミンの世界」を出展。その作品は、多くの人の関心を集めていました。
 会期は1月14(月・祝)までです。

 

−ワークショップも開催−
 会場では、フィンランドの伝統装飾「ヒンメリ」制作のワークショップが行われています。
 来場された方々が、北欧デザイン研究会の学生たちの指導で、麦わらを素材にヒンメリを制作。完成したヒンメリは、世界的に有名なフィンランドの建築家・デザイナーのアルヴァル・アールトが1936年にデザインした「アールトベース」をかたどった天蓋(てんがい)に飾り付けていきます【写真下】。
 フィンランドの湖をモチーフにした有機的なデザインに、ヒンメリがつり下げられ、幻想的な風景を作り出しています。
 13日(日)には、中谷先生指導によるオリジナルのヒンメリ制作ワークショップが、同館1階研修室で開催される予定です。

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主  催:九州産業大学

後  援:フィンランド大使館、九州フィンランド協会、日本福岡・フィンランド友好協会

運営主体:小泉隆研究室(九州産業大学)、中谷昭子研究室(九州造形短期大学)、
     北欧デザイン研究会(九州産業大学工学部研究サークル)

●アールトベース(天蓋)製作

 米原義則(特別協力、工学部技能員)、井形寛(製作チーフ、建築学科OB)、
 片山誠也、黒岩大輝、小柳朝輝、藤下輝雄、酒井孝一郎、大高英親、塩見公美子、
 原田力 (以上、工学部建築学科、住居・インテリア設計学科在学生)

●ヒンメリワークショップ指導/準備 
 
梅田美奈、折尾賢、河井薫、川崎尚人、塩見公美子、中野健太、野元瑠二、濱田翔馬、
 原田力、日高暢子、福田早愛、宮田滉平、山内真生、山口史、石田陵、大高英親、
 酒井孝一郎、田川理香子、外村省吾 (以上、工学部住居・インテリア設計学科在学生)
 古賀諒平(工学研究科大学院生)

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