ボランティアガイダンスで学生が活動報告

 平成24年度ボランティア・ガイダンスが平成24年7月26日(木)に開催され、多くの学生・教職員が参加しました。ガイダンスは、夏季休業中に東日本大震災や北部九州豪雨に伴う復興支援ボランティアに参加する学生・教職員も多いと考えられることから行ったもので、被災地で活動した学生が現地の状況や注意事項について報告しました。  

 

 活動報告をしたのは、工学部電気情報工学科4年の中原優さん(写真上)、商学部観光産業学科2年の荒木隆史さんと高祖佳歩さん(写真下)です。

 中原さんは宮城県に1カ月半滞在し、ひまわりの栽培や子どもたちの遊び場づくりなどに取り組みました。「ボランティアは自分たちの方が得られるものが大きい。現地の人たちも、震災を忘れないでほしいと強く願っています」と話しました。    

 荒木隆史さんと高祖佳歩さんはそれぞれ宮城県と岩手県でボランティアを経験。「ボランティアは堅苦しいイメージでしたが、多くの人と交流でき、楽しく活動できました。やらせてもらえることをするのではなく、相手の立場に立って考え行動することが重要だと分かりました」などと振り返りました。その上で「現地での活動だけでなく、離れていてもできることはあります。常に自分にできることを考え、誰かのために行動することがボランティアだと思います」と語りました。

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